組織が自立して自走するためには
組織が自立して自走するためには
ワクワクの仕掛け人、岩井洋美です。
会社組織は自立して自走しているのが理想です。
だからこそ、企業理念とか経営方針とかがあるわけで、
社員ひとりひとりもそれを理解して仕事をする必要があります。
そして、自立、自走の組織では
上司―部下という縦のつながりだけではなく、
係りとか課や部をまたがるような横のつながりも大事です。
ハイ、確かにその通り。理屈では分かる。
責任の所在をはっきりさせる上では縦のつながりは必要ですし
情報や考えを共有する上では横のつながりも必要です。
どちらもいるってことですから、
自立、自走する強い組織では「縦横ストレッチ」が良いと思います。
良い具合に縦横にストレッチが効けばよいのですが、
片方だけとか、偏りがある場合には問題が出てきます。
上から言われたことには絶対服従。
上から言われたらやるけど、言われないことはやらない。
重要なことも上から下だけで留まるため、一方通行。
情報共有されないために、いつも同じ問題が起こる。
これは「縦つながり」の会社で抱える問題です。
上司も部下もお互いに依存しあう関係になりやすいですし、
依存が強くなると、何かと「他人のせい」にしてしまいます。
「縦つながり」あるある
〇〇部長がこうやってくれないから
××課長は命令するけど自分でやらない
△△君はチャンスをあたえてやったのにまったくの期待はずれ
みんなでやるからリーダー不在
大変な仕事を誰かに振るのは申し訳ないから自分で抱え込む
いざこざを起こしたくないから、もめるようなことは言わない
面と向かって言えないことは、裏でこそこそ言うしかない
こちらは「横つながり」の会社で抱える問題です。
縦のつながりを超えたとしても、遠慮しあう関係が生まれたり
自分が率先してリーダーシップを発揮することを控えてしまいます。
「横つながり」あるある
〇〇君に頼んだら大変になるだろうから自分でやろう
たとえ××さんが出来なくても、みんなでなんとかしよう
△△君に文句を言うと気まずくなるから言わないで我慢してやろう
縦のつながりと横のつながり。
どちらも必要なときがありますし、どちらにも良し悪しがあります。
う~ん、ここまで縦つながりと横つながりのことを言っておきながらですが、
ほんとはね、それは後からの話。
もっと言っちゃうと、
まずは仕事の目的、会社としての目的がわかっていればいいわけです。
会社としてお客様にどんな価値を提供するのかってこと。
そっちのほうがう~んと大事!
そういうことがしっかり落とし込まれていないままなら
本当の意味で「お客様のために」なんてことはあり得ません!
自立する組織、自走する組織の第一は、会社としての目的が明確なこと。
そして、それを社員が理解して日々の仕事とリンクしていること。
そしてその後に、「縦横ストレッチつながり」ってことです。
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