コアコンセプトから始める独自のマーケティングとマネジメント

ポジショニングIN&ポジショニングOUT

深層価値観で自分のポジションを明確にする

コアコンセプト

コアコンセプトとは、深層価値観、すなわち、自分の判断基準となる本質的な価値観のことです。これはビジネスだけに限らず、人生の判断基準となる価値観ともいえます。

この考え方は、才能心理学協会の北端康良先生による「才能心理学」のメソッドに基づいています。私は北端先生から「才能プロファイリング」を学び、マーケティングに活かしています。


コアコンセプト・マーケティングでは、まず自分にとって「判断基準となる本質的な価値観」を明確することから始めます。

自分にとって何が一番大切で、どんなことに一番力を発揮できるのか、それとは逆に、何が嫌で、どうなると力を発揮できないのかということを知らずにいることが、ビジネスの悩みを深く大きくしていると考えます。


コアコンセプトが明確になると、単に自分の心の状態や、自分のビジネスが置かれた状況がわかるだけではなく、「なぜ自分がそれをやるのか」ということが揺るぎないものとして分かります。

コアコンセプトは、ビジネスの方向性に迷っても、ビジネスのやり方がブレても必ず戻ってくる要のところです。

この「判断基準となる大切な価値観」を持っていないがために、小手先のノウハウを追い求めてセミナーに通い詰めても結果が伴わないという悩ましい状況からは抜け出せなくなります。


では、どうやって「コアコンセプト(判断基準となる本質的な価値観)」を明確にするのか?

その考え方が、「ポジショニングIN」「ポジショニングOUT」という独自のメソッドです。

ポジショニングINとポジショニングOUT

マーケティングを考えるとき、一般的によく使われている考え方がこれです。

ポジショニングOUT

パッションリソースマーケットの3つが重なるところでビジネスをする(ポジショニング)と良いと言われています。ただし、そこを見つけるのはなかなか大変なので、2つの要素が重なっていて、なるべく真ん中に近いところを見つけようということを私も教わりました。


2つの重なりだけで考えるとデメリットがあるとはいうものの、新しくビジネスを始めるとか、新しいプロジェクトを始めるという時にはこの考え方も有効だと思います。

でも、価値を生み出すマーケティングを考えたとき、これではなかなかうまくいかないと思うようになりました。

なぜなら、これには2つの考え方のベクトルが混在しているからです。

  • パッション・リソース⇒考え方のベクトルは内向き(自分)
  • マーケット⇒考え方のベクトルは外向き(お客様)



混在していることで複雑になっているのなら、この混在している考え方のベクトルを分けて考えることにしました。

それがポジショニングINポジショニングOUTです。

ミエルチカラ(観える&見える):ポジショニングIN

考え方のベクトルを内側に受けることで3つの要素が変わりました。

ポジショニングIN

  • パッション:やりたいことか・情熱を傾けられるか
  • リソース:経験や実績があるか・得意分野か・パーソナリティが反映されているか
  • バリュー:価値を提供できるか・そのことでお金をもらえるか



言葉にすれば「やりたいこと」「できること」のひと言になってしまいますが、

[check]本当にやりたいことか
[check]どんなことができるのか
[check]なぜやりたいのか
[check]やりたいと思う一番の原動力はなにか
[check]やりたいのはどういう気持ちからなのか
[check]あなたがやらなければいけない理由は何か

というように、深く掘り下げていくことになります。


そして、価値提供ができてお金がもらえるのかという3つ目の輪が重なるかが、大事なポイント。「やりたいこと」と「できること」だけで、価値も与えられない、お金ももらえないならそれは単なる「趣味」でしかありません。

そこで、ミエルチカラ3ステップで自分自身と向き合いとことん掘り下げていきます。するとあなたはこれまでに見えていなかった自分を発見することになります。それが判断基準となる本質的な価値観(コアコンセプト)です。


自分のコアコンセプトに納得出来ると(まさに腑に落ちた!というかんじになったら)、自分の「過去・現在・未来」が全てつながって、「なぜ自分がそれをやりたいのか」という自分でなければならない理由がわかります。

ミセルチカラ(見せる&魅せる):ポジショニングOUT

次は考え方のベクトルを外側に向けます。

コアコンセプト・マーケティング

ミセルチカラ3ステップで「誰に」 「何を」 「どのように」を考えていきます。

  • あなたのお客様は誰なのか
  • そのお客様に対してあなたは何をするのか
  • そのお客様にどのようになってほしいのか
  • そのためにあなたはどのように価値提供するのか

これを突き詰めて考えて行きます。


[check]あなたのお客様となる人はどんなことを望んでいるのでしょうか?
[check]どんなことを解決したいのでしょうか?
[check]どんなことを成し遂げたいのでしょうか?
[check]あなたがするのはお客様が抱える問題を解決することでしょうか?
[check]お客様の悩みを取り除くことでしょうか?
[check]お客様のリスクを取り除いて望ましくない結果を招かないことでしょうか?
[check]あなたの思いはお客様の期待に応えるものでしょうか?
[check]あなたができることはお客様にとって望ましいものでしょうか?



ポジショニングINで明確にした自分の思いを伝える相手は誰で、あなたがどんなふうに役に立ちたいと思うのか。つまり、あなたにとっての理想のお客様に対してどのように価値を提供していくのかを考えるのがポジショニングOUTというわけです。

ポジショニングINとOUTが揃ってこそ、あなたは最も力を発揮し、自分のビジネスに情熱を注げます。やりがいもぐんとアップして、とびきりの躍動を感じるはずです。

体感セッションでお会いしましょう

コアコンセプト・マーケティング

コアコンセプト・マーケティングの詳細は「こちら」をご覧下さい。





Tag: コアコンセプト コアコンセプト・マーケティング ポジショニング 深層価値観

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