「関心の向き」の変遷を振り返る
「関心の向き」の変遷を振り返る
ワクワクの仕掛け人、岩井洋美です。
週末の土曜日にイベントで歌わせていただきました。
ライブとは違って決められた短い時間で歌うというのも
違った難しさがあります。
※いつも応援してくれる、ありがた~い幼なじみ
今回の本番中、自分の中でのちょっとした変化がありました。
まぁ、「変化」として実感したのは後からですけど…。
歌った3曲のうち、3番目の曲の入りが伴奏と合いませんでした。
当日朝のリハーサルとほんの少し違ったことで、
伴奏とのタイミングにズレが生まれてしまったかんじです。
これまでの自分だったら
このちょっとしたタイミングのズレでとっても動揺していました。
「歌い始めで間違えた!」
「肝心の出だしを失敗した!」
という気持ちになって、曲の最後まで引きずることもありました。
でも私、そのことにまったく動じませんでした。
そんなことはどうでもよくて、
この歌に込められている気持ちを歌わないと…
イヤ、歌いたい!って思っちゃいました。
今この目の前に聴いてくれている人がいるんだから。
歌い終わってからピアニストのまゆちゃんはちょっと気にしてたけど、
「いいの、いいの~♪」と心底言ってました。
もちろん他人に聴いていただくわけですから
ピタッと合わせて歌えるのがあたりまえなんですけど、
それは今後の反省材料として
間違えたこと自体は、ホントにどうでもよかったから(笑)
人前で歌うからには、ちゃんと歌えないといけない
最低限でも歌は間違っちゃいけない
というのは、自分が自分に向けて勝手に作ったルール。
つまり、おもいっきりベクトルは自分に向いています。
そういう気持ちがまったく無くなったわけではありません。
思うように歌えない自分に葛藤もあります。
でもそれは歌う前までで、終~了~。
この気持ちが届くといいな~とか
この歌を知って欲しいな~とか
歌うときにはそういう気持ちの方が強くなっています。
つまり、ベクトルが自分から相手に向いている状態です。
図式化するのも変ですが、ベクトルの変遷としては…
自分だけに向いていた
↓(自分の楽しみのためだけで歌っている)
自分に向きながらちょっとだけ相手に向いていた
↓(人前で歌うからにはちゃんと歌えないといけない)
相手に向いている中で自分にも向く
↓(ちょっとしたミスでも動揺する 失敗した!)
相手に向いている
(何かを感じてもらえるといいな~)
自分の歌を通してこういうことを伝えたい
自分の歌で元気を与えたい
自分の歌で癒したい
というような歌う人の世界観とかメッセージってあると思います。
それは人それぞれだし、大切なことです。
ただ、私の中ではそういうのはあまりないんです(笑)
歌を聴いて「元気が出た」「癒された」というのは、
あくまでも相手が感じることだから。
自分の歌で「元気が出た」と言っていただけたら、
もちろんそれはものすごくうれしいことだけど、
それはあくまでも歌った結果で、ごほうびみたいなもの。
歌う目的ではないと思うわけです。
これって、めちゃくちゃコアコンセプト・マーケティングの考え方が
反映しちゃってるんですけどね(笑)
今日のところは、歌に話を戻しますが…
私にとっての歌うこととこれは似ている!
と思っていることがあります。(最近気づいた!)
忙しくなってからはできていないんですが、
私は友達によく自分の手料理を振舞っていました。
こうやって食べるとおいしいよ~
一緒に食べる時間は楽しいよ~楽しんで~
ただ、それだけです。
結果として「おいしい!」って言ってもらえたら
ものすごくうれいしいですよ。
でも、おいしいって言ってもらうことが目的ではありません。
歌も同じ感覚です。
こんなにステキな歌があるよ~(←オリジナル曲です!)
一緒にいる時間は楽しいよ~歌もあるよ~
料理が歌に変われば、まさにこんな感じかな。
自分はそれで良いんじゃないかって思っています。
それが一番自分のコアコンセプトに沿ってるから。
なんだか長くなりましたが(笑)、ベクトルが変わったってことで。
次のライブに足を運んでみてください…アハハ。(オチはそこかい!)
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