コアコンセプトの紐付けはサッカーで
コアコンセプトの紐付けはサッカーで
ワクワクの仕掛人、岩井洋美です。
「自分が一番力を発揮しているのはどんな時ですか?」
この質問、はっきりと答えられない人は意外と多いです。
特に「仕事」に限ったりすると、
「こういうときですかねぇ…」とあやふやになったりします。
それは、力を発揮してないということではなく、
単に意識をしていないということなので、
意識を向けやすいもので考えてもらうことにしています。
特に男性の場合は「スポーツ」で。
例えば、
「サッカーをしている自分」が最も力を発揮している
という彼。サッカーを通してその要因を探っていきます。
彼にとって「サッカーをしている自分」は、
競技としてのサッカーをしていることだけではなく、
ゲームの中で生まれる会話や一緒に過ごす時間
仲間との信頼関係があってこそ
「サッカーをしている自分」が成り立っています。
フォワードの彼は、
「きっとここにパスが通るはずだ」と思って、
ボールの無いところに走り込んで行きます。
これはパスを出す相手を信頼しているからこそのプレーで、
それでゴールが決まったらとてもうれしくなります。
シュートを打つときには「ここにパスが来る」と思いますし、
仲間は「あそこに走り込んでいく」と思ってパスを出すわけですから
ゴールという結果を出すために相互理解もあるわけです。
そして、お互いの理解と信頼で
「ゴール」という結果が得られたときには
「うれしい!」「やった~!」という感情が爆発します。
こうして考えて行くと、
この彼が力を発揮するためには
お互いに信頼し理解すること
感情を共有すること
が大事なのだということがよく分ります。
本人にとっても「大好きなサッカー」で考えることで
より理解しやすくなります。
これを仕事に当てはめて
力を発揮するための要素が揃っているか?
と考えるわけです。
自分のことは受け入れて欲しい
(でも、相手は受け入れない)
自分のことは分って欲しい
(でも、相手のことは分らない)
自分のことは信頼して欲しい
(でも、相手のことは信頼しない)
もしもこういう状況で仕事をしているとしたら、
お互いに信頼し理解すること
感情を共有すること
が足りない状態です。
「力を発揮する」ということからかけ離れます。
自分が力を発揮する状態というのは、
スポーツであっても仕事であっても
核となるところは同じです。
そう、つまり、
コアコンセプトが大きく関わっています。
角度を変え、切り口を変えてみることで
「あれっ?」
「そうかぁ~。」
「なるほど~。」
と、自分のコアコンセプトがグッと近くなります。
これが最も大事な「コアコンセプトの紐付け」です!!
★コアコンセプト・マーケティングの詳細は「こちら」をご覧下さい。