ギャップを埋める際にフォーカスすることとは?
ギャップを埋める際にフォーカスすることとは?
ワクワクの仕掛け人、マーケティングコーチの岩井洋美です。
「現状の把握」を第1ステップ、「理想の状態」を第2ステップとすれば、ラストの第3ステップが「ギャップを埋める」。
今現在の自分の状態と自分が描く理想の状態との大きな隔たりを埋めましょう
ってことです。
でも、「そんなに簡単に言わないで!」ってかんじですよね。
例えばこんなお店があったとします。
- 現状:毎月5人のお客様しか来ない
- 理想:毎月50人のお客様が来る
この集客についての「ギャップを埋める」とした時、
真っ先にこんな質問から始めていないでしょうか?
「現状と理想のギャップを埋めるためにどうしたらいいと思いますか?」
「集客を頑張ります」
「どうやって集客しますか?」
「チラシを作って宣伝します」
「それでどうしましょうか…?」
「う~ん………」
セッションは続かなくなります。
せっかく理想の状態でワクワクしたのにお客様はまた気分が下がってしまいます。
これではここまでのステップが台無しですし、何よりもお客様に不満が残ってしまいます。
「毎月50人のお客様が来ているお店を知っていますか?」
「そのお店でやっていてあなたがやっていないことは何ですか?」
「あなたがやっていないことでできそうなことは何ですか?」
「1か月後には5人を何人にできそうですか?」
「一番最初に何をやりますか?」
「それをいつから始めますか?」
こうやって質問していくと、理想の状態に近づくための行動が見えてくる
ということになります。
ギャップを埋めることが難しいと思うのは、
ギャップを埋める=結果を出す
と考えるからだと思います。
この例で言うと、来店客を5人から50人にするという結果です。
結果を出すのはコーチではありません。あくまでもお客様です。
ギャップを埋める=行動を変える
と考えれば、5人を50人にするためにやるべきことにお客様が自身が気づきます。
だからこそ、お客様が行動できるのです!
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