世界的な観光地の徹底したマーケティング…恐るべし
世界的な観光地の徹底したマーケティング…恐るべし
ワクワクの仕掛け人、岩井洋美です。
連休の1日を使って日光へ行ってきました。
乗り鉄の夫は連休に走る電車をしっかり予約。
抜かりがありません(笑)
連休中の日光は大混雑。
渋滞も大変なことになっていて、
「路線バスはあきらめて徒歩でどうぞ」
みたいな駅のアナウンス。
「東照宮へは徒歩で40分です。」
まったく動かない車を横目に、ズンズン歩く夫と私。
そう、この日(5/4)の日光、めちゃくちゃ寒かった!
スピード出して歩いてないと寒くていられない。
その上、雨が降ってくるわ…雷が鳴るわ…。
雨が上がって青空が見えても、益々寒い!
でも、気を取り直して参拝。
これまで何度か日光に行ったことはあったけれど、
三猿や眠り猫だけじゃないのね…こんなに色々あったとは…。
目にするものもさることながら、
実は、ちょっと驚いたことがありました。
見学するときには、お寺でも神社でも
仏像のことや建物の歴史を説明してくださる人がいるわけです。
「ほぉ~、なるほど~」な話を聞きながらの見学&参拝は
興味や理解も深まっていいんですよねぇ。
驚くのはここから。
説明の最後は、かならず「お守り」について。
東照宮のお隣、輪王寺でも
東照宮の御本社でも、
鳴き龍の薬師堂でもみ~んなそう。
「ここでしか買えません。」
「一歩外に出てしまうと、もう売っていません。」
「お返しする必要がない一生ものです。」
「あなたの神様(十二支の神様だから)に会えるのはここだけです。」
「きっと願いを叶えてくださいます。」
なんか…すごい!
買う人の心をくすぐる言葉を、
サラリとそれも繰り返し言っています。
十二支の神様のところでは、
「ここでしか会えないあなたの神様のお名前を
ぜひ覚えて帰ってください。」
と最初にこう言われているから、
次の行動として…買う!
繰り返しのアナウンスのあとには
必ずお守り売り場を通って外に出るわけですから、
導線もばっちり出来ています。
お守りの説明を聞いているそばから
お守り売り場の大きな声が聞こえているところもありましたから。
これってマーケティングです。
売っている場所(お寺と神社)
売っている人(白い着物と袴姿に軽妙トーク)
売っているもの(なんとなく持っていたいお守り)
三拍子揃っています。
行く先々で感心していた私。
とうとう、鳴き龍の薬師堂で鈴を買ってしまいました(笑)
まぁ、鈴の音がとっても気に入ったからなんですけど。
「鈴は色を選んでいただけます。
赤は新色、ゴールドは期間限定で売切れ次第終了です。
期間限定に弱い方はどうぞ!」
笑いをとりながら、伝えるべきことはしっかり!
そして、私の手の中には…赤い鈴。
これぞ東照宮マーケティング!?
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