コアコンセプトから始める独自のマーケティングとマネジメント

人は自分を裏切り続けることはできない

人は自分を裏切り続けることはできない

ワクワクの仕掛人、岩井洋美です。


NHKで不定期に放送されている「チコちゃんに叱られる」って番組。
ご存知ですか?
私はけっこう(イヤ、かなり)気に入ってます。
クイズに答えられないと永遠の5歳児チコちゃんが豹変。
「ボーッと生きてんじゃね~よ!!」って怒ります(笑)


詳しくはこちらをチエック!
http://www4.nhk.or.jp/P4382/x/2017-12-27/21/30989/2257009/


チコちゃんはさておいて、
よく言われることだけど、最近の若者は「モノ」を持たないらしい。
バブルを経験した親世代が「モノ」を欲しがることに
ギャップさえ感じるって。


人は自分を裏切り続けることはできない


欲しいのは「モノ」ではなく、SNSでもらえる「いいね!」
「共感」にこそ価値があると考える人が多い傾向にあるということらしい。


生れたときから物も情報も何でもある中で育ってきているから
「そういうもんなのね~」って終わらせてしまえばそれまでだけど、
「なんだかなぁ~」って気持ちがざわつく…私。
だって、その「共感」が度を越しているから。


去年「インスタ映え」って言葉が流行語になったけれど、
「共感」を得るために「シチュエーション」まで演出するって
どうなんだろう?


友達に囲まれて楽しげな様子の自分の誕生日会。
友達は全てレンタルで、その演出費用4万6千円。
(まぁ、友達のレンタルをビジネスにしてることにも驚くけど)


SNSに投稿して「いいね!」をたくさんもらっても、
それって、ウソの自分でしかないのに。
まるっきりウソではないにしても、
(そんな自分を演出するには理由があるから)
本来の自分ではないのは間違いない。


仮に、お金を払ってなりたい自分になったってことであっても、
そのことに「いいね!」が必要なのか?
って疑問は残る…。


臨床心理学の専門家によると、
「いいね!」は承認欲求を満たしたい気持ちが根底にある
ということらしい。
他人の反応や共感にこそ価値があると考える世代にとっては
「いいね!」は数で表示されるからわかりやすいうえに
どれだけもらえるかということが価値に置き換わるって。


そりゃぁ~、承認欲求は誰にでもあるでしょ。
認めてもらえたらうれしいのはみんなそうでしょ。


でも、どういう自分を認められたいの?って聞かれたら
「ウソの自分」なんて答える人はいないはず。


自分が自分で生み出す「ウソの自分」。
だけど、他人から見た自分と本当の自分とのギャップが
大きければ大きいほど苦しくなる辛くなるでしょ。
他人からもらう「いいね!」の前に
自分に「いいね!」をつけてあげないと。


人は自分を裏切り続けることなんてできないんだから。


生き方もそうだし、ビジネスだってそう。
自分を裏切り続けるなんてしんどいことしないで
丸ごとの自分でやったほうがいい。
そのために「コアコンセプト」があるんだから。


チコちゃんみたいに言ってみようかな。
「自分にウソついて生きてんじゃね~よ!!」(笑)


コアコンセプト・マーケティングの詳細は「こちら」をご覧下さい。



Tag: 自分を裏切る 自分にウソをつく 自分とのギャップ

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